
歌詞
作詞:たけ
作曲:たけ
naked face 揺れるシングルベッド 少し威力を落とした 午後9時のシャワーヘッド ライト照らすあの台に置かれた 寂しそうに冷め切った最後の晩餐 何も疑わないでいた予防線 いつにも増して仄暗い湾岸線 思えば全部嘘だった可能性 憂いても切られている電話線 110kmで飛ばした高速 気づいた頃にはすでにsun goes up 瞳上げたそこには無理をして 仮面を被った知らないacting face 僕は一目散に逃げ出したいから 時間を止めたい願えど構わず 摂理がそれを許さない 置いていかれる その前に最後だけでいいから 言葉を利きたい さよならも言わないで一人清々して 君の秘密の楽園に僕はいないんだね ブラックホールに呑まれた真相 右心房に煤溜まる心臓 もう頭の中ギャラリーの中 どこにも一部始終は収まってないんだろうな 残された服と匂いと暖房が 感情ごと丸めて捨てちまった 指先を動かす中枢神経 届かぬ愛の重さに終身刑 三日三晩未読のメッセージ 見つけた僕が知らなかったtricking game 僕は一晩中涙を堪えては 時間をかけて気持ちを曲げて 物理にそれを許さない 老いて枯れる その前に 僕は一目散に逃げ出したのさ 時間は潰え蝋燭も溶け 条理は残酷なまでに… 置いていかないで その先にあるものを僕に見せておくれ 朝に目を覚ましたって 昼に善を尽くしたって 夜にいくら悩んだって 僕は何も偉くないさ 少しの癒しを求めた僕がバカだった? お人好しか?なあ神様教えてよ いつもどおり目抜き通り 下を向いて歩く僕に 少しばかりご褒美くらい あっていいじゃない それすらダメなら このまま穏やかに過ごせますように 願う僕だけに 微笑んでほしい 天使が僕に朗らかに安らかに 笑って 笑って 笑って 嗤った 待って 待って 待って 待って 待って
楽曲解説
2024年12月某日 いろんなわけがあって丸の内にて。 たくさんの愛し合う二人組がいるのを見た。今まではこんなにも生々しい人間の愛の形を見ることはなかったが、そんな街の中を歩いているだけで過去の記憶やらなんやらを思い出して一人で勝手に思い出してしまった。 その上、この中の全ての愛はいつかどこかで切り取られてしまうということも同時に感じた。なんと儚いのだろうか。 なんとかこの愛を覚える前と失った後のことを全て忘れてしまうほどに狂おしい気持ちになっていた頃を表せないだろうか。 1という数字と2という数字の大きな隙間を思い出した夜空の下だった。
アーティスト情報
作詞作編曲・歌唱を全てたった一人且つ自宅での宅録でこなす現役男子大学生シンガーソングライター。GarageBandを愛用。オルタナティブロックを起源にブラックミュージックやクラシック・ジャズ、ラップミュージック、アンビエント・ヒーリングなど様々なジャンルに派生して常に自身の新たな音の境地に挑み続けている。 2025年4月よりマルチジャンルバンド「アトラストレイン」の座長として活動を開始するため活動を終了。 〈此奴の変遷〉 ・2022年11月3日 EP「潮騒のロックパーティーへようこそ」をリリースし若干17歳で音楽活動を開始。 ・12月28日 EP「キャロルを奏でる前に」をリリース。 ・4月1日 1st アルバム「SUPER BLOSSOM」をリリース。 ・5月14日 シングル「流星群の通り道」をリリース。 同日東京都・溝ノ口で弾き語りライブを行う。 ・5月25日 下北沢MOSAiCにて「ミライオトロックvol.157」に参加。初のバンド編成のライブを行う。 ・6月26日 18歳成人の誕生日にミニアルバム「夜空に向かって水銀を撒く」をリリース。 ・9月13日 ミニアルバム「国士無双」をリリース ・11月3日 音楽活動開始1周年の日にリミックスアルバム「QUARTER LESTS」をリリース 2024年 ・4月15日 25曲入りアルバム「タイタニックの走馬燈」をリリース ・7月14日 今までリリースした曲の中からベスト盤「フィルムカメラとストロボスコープ」を配信リリース ・8月1日 下北沢学生音楽祭2024SUMMERに初出演 以降平均月2本でライブ活動をこなす。 2025年 ・1月26日 25年3月いっぱいで活動終了を通知 ・2月9日 自身にとってソロでは最後となる巣鴨IFNESSでのライブにて佐藤慶弥(ギター)、中村武尊(ベース)、鈴木惇朗(ドラムス)、黒田彩斗(サックス)、後屋敷和希(トランペット)、そして自身がボーカル&キーボード&ギターで主催する6人組マルチジャンルバンド「アトラストレイン」として25年4月より活動を開始することを発表 ・3月31日 自身の節目となる最後のリリースとなる3rd full album「超銀河の領域」をリリース











