
歌詞
作詞:紀田ミズキ
作曲:紀田ミズキ
ガラス張りの高層ビルは台風がきたらどうするの? 渋谷の交差点で反復横跳びくり返す 東京の人はなぜそんなに神経反射がいいの? 忠犬ハチ公の上に桜が咲いていた PASMOの残高3000円切ってしまった 乗り換えしすぎで本当の場所を忘れてく 元カレもいまは誰かを抱いている そうだ いま東京にいるんだっけ 片手で外せるホック ああ こんな私から田舎臭が漏れて この髪の毛にオイルもつけたのに こんなに人が集まる街なら ひとりやふたり 田舎もんがいてもいいのだろう お洒落なランチカフェはここじゃ スタバだけじゃ足りないんだな 渋谷表参道外苑前青山一丁目赤坂見附 なんだか南無阿弥陀仏よりむずかしい言葉ばっかりで 唯一知ってるスーパーかねひでもここにはないみたい ああ こんな私から田舎臭が漏れて このあいだ覚えたラブシーンのように こんなに人が集まる街なら ひとりやふたり 照れる少女がいてもいいのだろう あ あ 穴があったら今すぐ入りたいな な な なんか場違い感が漂う毎日 ちっ ちっ 舌打ちしても始まらない い 田舎もんでもいいだろう こんな私から田舎臭が漏れて この髪の毛にオイルもつけたのに こんなに人が集まる街なら ひとりやふたり 田舎もんがいてもいいのだろう あしたは私らしく過ごそう 最高の一日を
楽曲解説
田舎者が都会に出てきた時に驚いた出来事や、発見を面白おかしく描いた実体験の歌。紀田ミズキのワードチョイスや独特な感性が出ているポップな楽曲。
アーティスト情報
沖縄出身。 紀田ミズキ(キダミズキ) 傷跡を歌に変える、野生のシンガーソングライター。 2016年に音楽活動を開始。 地元沖縄を拠点に各地でライブを重ね、胸に爪痕を残すような鋭利な歌詞と、力強くも透き通る歌声で聴く者を圧倒する。 “愛”をテーマにしながらも、男目線のリアリティや幼少期の葛藤を独自の視点で表現。 笑えるのに泣ける、泥臭いのに美しい。 そんな変わり種の世界を、これからも本気で鳴らし続ける。











