楽曲解説

ジャズポップバンド、モクメルイボスのニューシングル。 本作はベース、maroを迎えて初のシングルとなり、モクメルイボスらしい文学的な歌詞に中毒性のあるメロディと、ジャジーなサウンドメイクが特徴だ。 9月には自身のYouTubeチャンネルに同曲のMVを公開予定。

歌詞

作詞:わざざ

作曲:わざざ

こんなに最悪な夜はないぜ 蚊に食われた 肘を気にしながら ぼんやりとただ歩いている 蛙も雲見から帰るころ 束の間の空のいろ 名も知らぬ虫が鳴いている 名もなき僕らは歩いている 歩く あてもなく わけもなく 歩く 迷子みたいに 行き場なんて最初から どこにもないから 歩く あてもなく わけもなく あの日分かんなかったこと今も 分かんないまま 歩く 祭り囃子は遠く 片隅のベンチに忘れられた こどもの帽子みたいな いつまでも息づく何かが 僕らの中にもあるはず こんなに最悪な夜はないぜ そう思っていたけど こんなとこで出会えた 僕らだから向かえる場所へ 歩く 頼りなく 寄る辺なく 歩く へばりつくシャツ ぼろぼろになった靴でさえ 愛せるように 歩く 頼りなく 寄る辺なく 心なしか君といると 足が軽くて 歩く 次の季節は遠く やがて別々の道をきっと 歩いていくだろう いつかまた会えるよ うつろに うつつに  行き場なんて最初から どこにもないから 歩く あてもなく わけもなく あの日分かんなかったこと今も 分かんないまま 歩く 懐かしい夜の風だ

アーティスト情報

都内大学のジャズ研究会で結成された、だいち(Pf,Arr,眼科医)、わざざ(Vo,Gt,研修医)、藤田(Per,歯医者)よる3人組ユニット。2020年春、コロナ禍で普段のサークル活動が完全にストップしてしまった中で、何か面白いことは出来ないかという思いから結成された。POPでJAZZYなサウンドの中で心象スケッチすることを試みています。

shea

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