歌詞

光る雲の切れ間　動きを止めた風 響く頭の中　ただ立ち尽くしていた 遠くなる声を必死で追いかけて気付けば 其処に見えていたモノが宙に舞い消えてゆく 雨の叩く音が不意に薄暗い心に 流れ込み夢の中溶けてゆく 眼を閉じれば見える広がる世界に涙した 声が枯れるほどに愛を叫び続けた記憶も 今夜も空に光る下弦の月はまた そっと悲しみを消してゆく 感情を分かち合う難しさにしても 心を奪われた瞬間も そして新しい風に吹かれて形を変える 此処に生きる意味を見出せずに嘆いたあの頃 声が枯れるほどに愛を叫び続けた記憶も 消えそうな光を大切に守っていくから