歌詞

作詞：ムギタロー

作曲：Pastimebeats

夜中にふと寂しくなって 携帯を見るけど ちょうどLINEは誰からも来ていないし、 何人かに電話してみるけど タイミングが悪いのか 誰も答えてはくれない。 妙に不安な感じがして なんとなく外に出てみる。 だいぶ暗くなった街で騒ぐ人はもういない。誰もいないベンチを照らし続ける街灯は 僕みたいに一抹の寂しさを 感じているんだろうか。 通り過ぎる猫にぼんやりと目をむける。あの猫はいったい何時まで起きているんだろうか。 柔らかい風が 僕の肌を撫でるたび 冷たい空気が 体温を奪って行く。 昼間は暖かかったのに だいぶ寒くなったな。 思ってたより早く 季節は過ぎてくんだな。 精神年齢を追い越すくらいに あっという間に 歳食ってくみたいに 明かりの落ちた街で たまに他の人とすれ違う あの人も僕みたいに寂しくなって 外に出たんだろうか そう考えるとなんだか 仲間がいる気がして 一人じゃないって感じがしてくる そりゃ今は1人きりだけど 同じようにこんな夜に 眠れずに散歩してるやつも他にいるだろう たまにはこんな日もきっと悪くないだろう この真っ暗な空の下 先の見えない世の中 こんな日あったって別にじゃねーか 悩んだっていいよ 寂しくたっていいさ 悩みのないやつなんてつまんねーだろーが こんな風に悩む夜は 誰にだってあって この苦しみはいつか僕の 糧になるだろう 大丈夫さきっと。 皆こんなもんだよ。 そんでまた明日から 頑張ればいいのさ 人はなぜ生まれるのか？ とか哲学的な問いを投げかけてみても 一発ギャグやります！ とか道の真ん中で1人、叫んでみたとしたって こんな夜に僕を見てる人は誰1人いないくて 悲しくなって来るよな 寂しくなって来るよ チンコ出して オラオラオラオラァ！！ とかここでやったって 誰も見ちゃいねえし 誰も気づいちゃくれねえ 小さい頃は自分が主人公だから 何もかもうまくいく だなんて 絵空事を信じてたけど どうやらそうじゃないみたいで かなしいこととか どうにもなんねーこととか 大人になるとだんだんわかってくるよな 仕事や人間関係がうまくいかなかったり 頑張っても頑張っても 結果が出なかったりして 立ち直れないくらいに落ち込んで 生きてるのが つらくなってくることがあるんだ この真っ暗な空の下 先の見えない世の中 こんな日あったって別にいいじゃねーか 悩んだっていいよ 寂しくたっていいさ 悩みのないやつなんて つまんねーだろーが 生きているのが辛くて 1人でいるのが寂しい そんな風に思う事はきっと 間違ってないよ こんなもんさ人生 泣きたい時は泣いて 笑いたい時に笑えばいいのさ この真っ暗な空の下 先の見えない世の中 こんな日あったって別にいいじゃないか 悩んだっていいし 寂しくたっていいんだ 完璧な人生なんてつまんないだろうが この世界中のどこにも やまない雨はないから この長いトンネルはいつか 抜けると信じて 静寂に満ちた道を 手探りで進む 物語の結末は ハッピーエンドと信じて 僕らは思い悩む 僕らは思い悩む 僕らは思い悩むこの真っ暗な空の下 何もわからないけど 未来に何があるかなんて 誰にもわかりゃしないし 見えるはずもないけど それでも 僕らは 進むしかないから 道無き道に 道を描いていくんだ 草葉をかきわけ ただ歩んでいくんだ 時には立ち止まり 後ろを振り返りながらも この真っ暗な空の下 先の見えない世の中 こんな日あったって別にいいじゃねーか 悩んだっていいよ 寂しくたっていいさ 完璧なやつなんて つまんねーだろーが 生きているのが辛くて 1人でいるのが寂しい そんな風に思う事はきっと 間違ってないよ こんなもんさ人生 泣きたい時は泣いて 笑いたい時に笑えばいいのさ なんかさ 夜とかに本当に苦しくなって もう死にてえよとか もう生きていたくないよとか 思ってしまうこともあるよな でも きっと生きていれば また楽しいこととか 面白いことに であえることもあると思うから だから いまは ゆっくり休んで 元気になったらまた 歩き出そうよ