
歌詞
作詞:yumi
作曲:klee
蒸し暑い夏を連れてくる そのひとつ前の空に目覚めた 特別雨が好きでも嫌いでもないけれど 雨音を静かに聞く夜は好きだった 傘を持たなくていいのは宿れる場所が増えたから 自由を歩く 少しの悲しさや寂しさを 少しは優しさや温かさも 跳ねる雫 雨踊れ 子供のよう 晴れる朝も選ばなくて いいから 疲れて早く眠りにつきたい この雨音が眠らせてくれない まどろみの中 後悔に埋もれ 落とす雫 乾かぬ枕さえ 全てを飲み込まなくていい 吐き出すことも覚えて まぶたの裏のカンバスに空を 描こう
楽曲解説
https://note.com/musi_klee/n/nb2ed94f48e58 今回同時リリースした「ワンダフルワールド」と「wonderful world」、元々のデモは1曲。 そこに違うメロと違う詞をのせました。 テーマも別々です。 「ワンダフルワールド」は冒頭に出てくる歌詞、「蒸し暑い夏を連れてくるその一つ前の空」=6月に生まれた自分自身の内面と向き合って書いた詞です。 これを書いていたのは2年前。 外出がかなり制限されていて、越して数ヶ月の新しい部屋にいる時間が長い時期でした。天井が高くて雨音が屋根に当たる音がよく響いて心地よく、目を瞑りながら風景を思い描き、文字に起こしていきました。 ミュージックビデオは「wonderful world」と同じく、緑茶麻悠さんにお願いしました。 3分ほどの短い映像の中に、ぎゅっと詰まったストーリー。見るほどに引き込まれるまゆちゃんの表情。 私が言葉にしきれなかった想いまで汲み取って表現してくれています。 もう十分すぎるくらい大人にはなってはいるけれど、子供の頃のように些細な事に喜んだり悲しんだりする心をずーっと持っていたいな、と今この曲を聴きながら、ミュージックビデオを観ながらふと思いました。
アーティスト情報
2011年結成。yumi(Vo)、nobu(Ba)の二人を中心とした、 ポップミュージックに「サウンドスケープ」の息吹を吹き込むバンド。 北欧系ワールドミュージックの文脈を持つ音風景に、 透き通る女声ボーカルが絵画的解釈とポップネスを与える。 yumiはパン職人やビアソムリエ、合唱団員としても活動しており、 ジャンルのクリエイターとともにプロジェクトを発信するアーティストとしての顔も、 彼ら独自の個性となっている。











