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作詞:佐藤 慎洋
作曲:佐藤 慎洋
数センチの秒針が世界を運んでいるらしい 言われてもピンとはこないけれど どれだけ力を強めたって 止まってくれない待ってくれない だから話をしよう 数字でも政治でも他人でも過去でもない 例えば今日のご飯とか 遠くの事に期待しなくなったな かと言って近くの事も見えてはいないんだけど 多くのものを抱えているつもりでいた ぼけっとしてる間にポケットは空だった もう寝すぎたよ 駅を通り過ぎたの 隠してたはずの大好きは無くしてた いつからだろう気づけなくなったのは いつからだろう忘れてしまったのは いつかまたキラキラ輝くものを 見つけたらポケットにしまっておくよ あの後悔が叩くドア そうか今も胸の奥が どこかの不協和音を止めるような音楽と今日は 交差点の先 消える灯火 どうかしている 逃げる方が 顔伺って足踏み 放射線状広がる 青を合図に 溶ける時計と止めどない問いと 留まる都会と途切れる回答 届かないと、遠くの声が言うけど どうしても いつからだろう分かっているフリをしたのは いつからだろうそれが上手になったのは いつかまたキラキラ輝くものを 見つけたらきっと次は 忘れないように 無くさないように 気付けるように 大事に いつかはさ 針は止まってしまう でも今はさ ポケットにしまっておくよ
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