歌詞

曖昧な記憶横たわる こんな日々本当は 壊れて砕けたいほど 沈丁花が揺れている まだ目覚めぬ散歩の道 涼む手の甲を覆っている 粗末な熱気を帯びた夜 振った袖が戻らず 現実と離れる風が吹く 一度だけ忘れようと 枯らすように裂いた 心許ない今のこの道程 もう一度だけ結った度が 流すように咲いた 心もう戻らない形の 縁取りのまま 僕らはいつも 寄り添いながらいつも あの日になってしまおうかなんて 心の下にいつも 手を添えながらいつも その身をなんて 呼ぼうかなんて思っている