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作詞：熊原伸也
作曲：喃語
「忍者ワールド」 ある休日の朝 僕は特に理由もなく 車をひたすら東へ走らせたんだ ただただ、東へ 空はどんよりしていたが 僕の心は不思議と晴れやかだった 何も考える必要のない朝 ただただ、東へ 気が付いたら僕は暗い森に迷いこんでいた 僕は車から降りゆっくりと深呼吸したんだ 空気が、うまい 迷いこんだはずなのに ここになら住んでもいいと思ってしまった 遠くから物音が聞こえる 人の声と賑やかな和太鼓の音だ 僕は好奇心を抑えられなかったんだ 音のする方へ歩いていく すると、なんだここは！ 忍者ワールド 僕は高鳴る鼓動を抑え全速力で逃げたんだ 目にしたもの、耳にしたもの 全てが現実とは思えなかった 目の前にようやく一筋の光 息を切らして草をかき分け外に出る すると、なんだここは！ 忍者ワールド ここ一帯どうなってしまったんだ 電波は通じない 空は暗くなっていく 遠くで鳴っている和太鼓の音が だんだんと大きくなってきた 不安な気持ちと並行して 何とも言えない不思議な気持ちが湧き上がる あんな世界がこの世に存在するはずがない 僕はそう思いながらも 高鳴る鼓動を抑え切れなくなり 全速力で飛び込んだんだ 忍者ワールド
札幌在住の3人組。2010年頃結成、2012年9月より現在のメンバーで活動中。2014年1st自主制作CD『NANGO』をリリース。 2015年4月Dexture.Inc主催「TAMBUROvol.2」出演。 2016年10月、アイドルグループBiSHとのツーマンライブを行う。 同年11月2日に全国流通盤5曲入り1stミニアルバム『説話』をリリース。その後東京での自主企画ライブ、札幌でのワンマンライブを経て2018年3月28日に2ndミニアルバム『話説』をデザインプロダクションDEXTURE.Incが立ち上げた新しいレーベル"TAMBURO"よりリリース。 ジャンルやルールに捉われない無茶苦茶な楽曲と、物語のような歌詞の朗読で観客の想像力を支配する札幌アンダーグラウンド界の狂戦士（バーサーカー）。 自らの音楽ジャンルをPoetry reading ＋ Alternative rock ＝"ポエタナティブ・ロック"と自称している。 メンバーの性格は非常に温厚で、週末の夜はヒグマの背中に乗ってドングリを探している。
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