歌詞

駅から5分　西日がよく当たる角部屋　 電車の音は閉め切った部屋にも響く 夏は何もしなくても汗が滲むくらい暑いし　 無駄に広いキッチンとユニットバス 渋谷までは片道470円かかるし　 君の家までは往復千円以上 先週二千円チャージしたばかりなのに　 残高が足りなくて改札に引っかかる この部屋で暮らし始めて　 もうすぐ2年が経つ あの時はこんな日が来るなんて 思ってもいなかった もう恋なんてしないと思ってた　 もう誰も好きになれないと思ってた だけど君を好きになってしまった　 もう恋なんてしないと思ってた もう誰も好きになれないと思ってた　 そんな私を君が変えた 君の家の近くに引っ越したら　 寂しくなってもすぐに会いに行けるね なんて淡い未来　想像してた2人　 だけどそれにも終わりが来た 君が使った歯ブラシ　君の靴下と下着　 君の真似して買った白いセーター 君の為に切った髪も　…思い出しちゃうな 優しいところが好きなのに　 今はその優しさが辛いよ 幸せになってほしいって言うなら　 ずっと私のそばにいて それだけで幸せって思うのに　 なんで私じゃだめなのかな もう恋なんてできない　 君以外好きになれない 時間が解決してくれるって　 何度も自分に言い聞かせた もう恋なんてしないと思ってた　 もう誰も好きになれないと思ってた だけど君を好きになってしまった　 もう恋なんてしないと思ってた　 もう誰も好きになれないと思ってた　 そんな私を君が変えた 君の家まで1時間かかるこの部屋　 5.5万円の1DK 早く引っ越したいって言ってたけど　 君に会えないならもういいや