歌詞

十二月なのに春みたいな風で 吸い込めば涙を誘われた 一人でいる事にも慣れた頃 出逢ったのがあなたでした 今年ももうすぐ終わるから 悲しみに蓋をするんじゃなく そんなこともあったよねって 台詞を言えるくらい 時間よ早く過ぎて 繋いだ手のひらの感覚を忘れても 胸の高鳴りは今も覚えている 今日もまた泣いてしまいました そんな日々を越えて 私はまたひとつ強くなれるから 大丈夫だよって言い聞かせている あなたを想って涙しているのに 知らないまま生きていくのね 春になれば気持ちも落ち着いて 新しい恋なんかしちゃったりして なんて思える余裕を いつでも持てるくらい 時間よ早く過ぎて 二人で歌ったあのバンドの曲を聴くと 後ろ髪を引かれてしまうけど 振り返ってもあなたの姿はないのなら 傷口に塩を塗るようにあの曲を流し続けるよ なかったことなんかにしないでよ 今日もまた泣いてしまいました そんな日々を越えて 私は今日まで生きてきたんだから 大丈夫だよって言い聞かせている　 あなたを想って涙しているのに 知らないまま生きていくなら 私も忘れて 生きていこうね