
歌詞
作詞:松田倖三
作曲:松田倖三
ノートの余白に書いてた 今じゃ消えかけの青い春 めくるたび胸がくすぐるのは あの頃も今も変わらないんだね 放課後自転車を飛ばして行った あの駄菓子屋はもう閉まってて 時間の流れを色褪せた看板が 青春の記憶を揺らす 手のひらからこぼれ落ちた季節が 今もそっと僕を立ちどまらせる 振り返るたびに強くなれた気がするよ 僕らの春は終わってないから あの日話した小さな約束が 今もそっと僕の背中を押している 何度迷っても歩き出せた気がするよ あの空が見守ってるから 校庭にのびた影を踏んで 帰り道は今日もゆっくりで イヤフォンの中のあの歌を口ずさめば この胸のビート鳴り止まないから ふと横を見れば並んだあの影が 昨日より少し近くに感じて 言いかけた言葉は胸の奥の奥で あの日のまま揺れているんだ 夕暮れ街を染めた淡い光 君の横顔がキラリときらめいた 何気ない今日が特別に思えたのは いつも君がそばにいてくれたから 風の中にまだ残るふたりの 「いつか」の予感が背中を押している どこへ行こうとも迷いながらでいい 僕ら君となら何度だって走り出せる ひとり眠れずめくり返したページが あの季節をまた呼び戻すから まだ忘れちゃいないこの気持ちある限りは 僕らの声は消えないだろ 手のひらからこぼれ落ちた季節が 今もそっと僕を立ちどまらせる 振り返るたびに強くなれた気がするよ 僕らの春が来たんだね走り出そう
アーティスト情報
神戸発 懐メロPop&Rockソロプロジェクト ドラマーとして活動する倖三のソロプロジェクト。 ドラムがきっかけで音楽にのめり込み、友人の影響でギターを手にし、やがて作曲をするようになる。 どこか懐かしくキャッチーなメロディラインを武器とし、ポップスミュージックに落とし込んでいる。また、どこか甘酸っぱさを感じさせる彼の言葉選びにも注目していただきたい。










