犀(さい)

齊藤信幸
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歌詞

作詞:齊藤信幸

作曲:齊藤信幸

犀(さい) 昨日からの雪で電車が遅れている こんな小さなことで日常は揺らぐのだね 誰も見てやしないのに ふと後ろを振り返る たくさん重ね着をした 人の波が見えた いつ歩き始めた どこへ向かっている 何を手にしたいの なぜそれが欲しいの 雪はただ 音もなく降り続く 小さく問いかけながら 風に耳をすます 今日も 祭りの夜店には いつもヒーロ-のお面が みんな何かになりたくて みんな何かになれなくて 無防備に泣く子供は ときにわずらわしいよね 自分にできないことを 許されているから 知らず知らずのうち 身につけた鎧は 気がついてしまうと そこから重くなる 時だけが 変わらずに過ぎていく どこかに仕舞い忘れた 鍵を探している 今日も 愛されることより ただ愛することを 賢くなる前の 人は選べたのかな 答えなど はじめからないよって 囁く誰かの声を 遠くに聞きながら 歩く 歩く

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shea

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