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1st 弾き語りアルバム「埋没」収録。10分越えの大作。 MVは逃げた魚のかつて住んでいた街の風景や、スマホに残っていた記憶の断片を繋ぎ合わせた初の自主制作MV。 詐欺。機材紛失。借金。メンバー脱退と活動休止。弟の死。 さらに遡り、留年、失恋、いじめ。 前半は自身のあらゆる不幸や恥ずかしい過去を隠すことなく曝け出し、これから起きる悲しみにも憂鬱を感じながらも、穏やかに曲は進行していく。 後半は、それでも今日まで生きてこれたという希望と出会った人々への感謝を、感情いっぱいに歌い上げる。 後悔だらけの自分の人生に、諦観しつつも必死でそれを受け入れ肯定するために、逃げた魚はこれからも曲を書き続ける。
作詞:カワゴシセイト
作曲:カワゴシセイト
僕はなんで今になって 急に虚しくなるのかな あの日あの時あの場所で もしも ばっかり思い浮かぶんだ いつも あの日 僕が詐欺にあって お金に困って逃げて帰らなければ 仕事終わり スタジオに向かう電車の中で エフェクターボード置き忘れなければさ もっと上手くいってたの? たくさんライブできてたの? 考えても仕方ないから 僕は歌うことにした それでいいと思えるほどに 僕はきっと大人なった それがなんかくやしいけれど それもきっと歌にかわるさ きっと 大学の単位数え間違えて 内定もらったのにバイトになったこと そもそも上京する決意固めたのに 親に諭され就職選んだこと 初めての彼女にふられた日 本気で死のうって思ったこと 学校でずっといじめられてて ついには存在をなかったことにされたこと 変わらない過去が ただそこにあるだけで その延長線上に 僕は立っている これが僕の人生なんだ 辛いことはたくさんあった この先にも待ち受けるでしょう いつかそれも歌にかえるさ きっと そして僕の誕生日に 君がこの世界を去ったこと 受け入れられるわけがないけど 僕は本当に楽しかった あの日、父と大喧嘩したこと 大粒の涙を落とした母 小さくなってくじいちゃんばあちゃん ごめんなさい それでも生きててほしい そして 、あの日 あの冬の日に 初めて君と出会った事 僕の人生を肯定してくれたバンドと 約束をした友達 今、聞いてくれてる人 大学で出会えた本当の仲間 どんな時もそばで鳴らしてくれたメンバー 全部 全部が 今の僕を作ってんだ そうだろ あの日 あの時 あの場所で もしも なんて もう言わないから 僕は本当に幸せだった いつか僕が死ぬ時には そんなことを言えるはずだよ だからちゃんと聞いててくれよ そして今日も朝を迎えた 考えすぎて寝不足だけど やっとこんな歌が出来たよ 明日もきっと歌にかえるさ これが僕の生きていく意味 売れる売れない どうでもいいよ 誰かになんか言われてもいい 僕は僕の全てを歌にしたい これが僕の人生なんだ それは胸を張って言いたい もしも僕が僕だったなら それはきっと それは僕が僕だったから
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