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作詞:偽物
作曲:PIANO FAVA
この傷が治ってしまったら 君は生きることを辞めるだろう この痛みが消え去ったら 君は歩む足を止めるだろう この夜が明けたら 君はもう側にはいないだろう 波のように押し寄せる明日に怯えて 傷跡舐め合うだけの救えない日々 それだけが僕らの希望で それだけが僕らの約束で どんな嘘よりも固く結ぶ 「海が見たい」と君が言う 「じゃあ行こうか」と僕が言う 手を引き歩く足跡は消えていく 僕らも もう時期に... わかってる そんな思考すらも愛おしく感じた 錆びた雨が降る 痛みで崩れていく君をただ眺めていた 高波に揺られる夜更け 攫われぬように手を繋ぎ 見えない星を眺める そこはかとない未来 時期に日は廻る 薄らと照らし出す明日に恐怖すら覚えた 冷酷な程に入り込んでくる光が怖い 痛みも悲しみも全部白で塗り潰して 無かったことになんかされてたまるか ただ無情にも美しいこの世界は 君を呼んでいた ごめんね先に行くねって 宙を飛んだ君はもう楽になれたかい 最後に赤く染まる夕焼けを見たかった 消えろ消えろ 不条理な世界よ 返せ返せ 壊れ墜ちた花が散る そよ風とうたた寝は 忘却の彼方 剥がれ朽ちた日々が眠る様にと 逃げろ逃げろ 安らかな君を 横目にまた歩き出す 黎明の最中 生きながらえ超えていった今日すらも 嘲笑うかのように朝日が昇る あの日二人で見た夕焼けが まるで世界の終わりみたいで それが何故だか君は嬉しそうで それが何故だか僕は嬉しくて 二人で泣きながら笑った 今日は心地のよい雨模様 どこまでも無情でいてくれて ありがとう 降りしきる粒になり 朽ちていく 堕ちていく 君が待っているなら 何も怖くないさ 薄らと照らし出す明日に恐怖すら覚えた 冷酷な程に入り込んでくる光が怖い 痛みも悲しみも全部白で塗り潰して 無かったことになんかされてたまるか どこまでも美しい君は 僕を呼んでいた ごめんねすぐに行くねって 宙を飛んだ僕は楽になれるかな 最後に赤く染まる夕焼けを 消えろ消えろ 不条理な世界よ 返せ返せ 壊れ墜ちた花が散る そよ風と うたた寝は 忘却の彼方 剥がれ朽ちた日々が眠る様にと 堕ちる堕ちる 手を伸ばし待つ君を もう二度と離さないと 追憶の刹那 生き永らえ超えていった今日までを 讃えるかのように赤色に染まる
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