歌詞

退屈が痛くて息を詰めた 侘しさを忘れたいから ありふれた映画に見惚れていたくて 数えた相槌に意味などは無くて 憂鬱を隠したあたたかい手を 重ねては失う未来を 傷つくその先を懼れてしまった 意気地のない私を許されぬままでいたい 夢に咲いた綺麗な蝶を破いた ぼやけたフォーカスに写す日々を いつまでも思い出して　思い出して 届かない日々を ずっと思い出に閉じ込めた昨日で 「また明日」って笑う君がいて もう戻れない枯れていく花のような くだらないこと　柔らかな日常が 今もきっと大切だった また逢えたらもう忘れないように 孤独に取り憑かれた正しさより 酷く拉げた心を抱きしめては 痣だらけの事実に気付かないように また俯いた 意味などはない いつからかただ心地いい言葉が この胸を埋め尽くすから 隠してた本意も判らなくなって 貼り付けた想いが剥がれなくなりそうだ ああ　痛みと眩暈なんて 廃れたココより不確かで 冷たいまま消えていく 期待とか嫌になりました ああ　あの未来だって 目標とか願い事だって 消えちゃうくらい伽藍洞 そんなその先があったのかな 夢に咲いた綺麗な蝶を破いた 古びたフォーカスに写す日々を いつまでも思い出して　思い出して 誰も居ない場所で今日も待ってる ずっと思い出に閉じ込めた昨日で 「また明日」って笑う君がいて ああ思い出にまたなってしまいそうだ くだらないこと　柔らかな日常が 今もきっと大切だった また逢えたらもう忘れないように