歌詞

洗い立ての白衣と マスクする色男 ナースたちも気が気ではないのさ オペの時間だ ぐうっと切り開く胸に すうっと滲む血の飛沫 狂いはないぜ君のことなら 知っているのさ 額を流れる汗を拭いて 一息で射止めてみせるのさ 冴え渡る手さばき 固唾を呑み見守る助手たちの目には 裸の君が映る 鮮やかな光景さ 病たちは音をあげる 痛みは残るが 直に楽になるのさ 赤ランプ灯る頃 母は祈り続ける 代われるなら代わってやりたいと 気を揉んでいる 口当たりのよい名を 受付で呼ぶ声も すぐに聞くことはなくなるのさ ここが正念場 読みが外れても慌てないぜ 手はあるさ 正しい選択を 冴え渡る手さばき 固唾を呑み見守る助手たちの目には 温かい君が生きる 鮮やかな光景さ 病たちは音をあげる 痛みは残るが 直に楽になるのさ