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ときおり、親に愛されずに亡くなる子どものニュースがあります。子ども虐待、育児放棄、産み落として遺棄。アパートに放置されて食べ物もなく、自分のウンチまで口にせざるを得なかったとか。姉妹で手を繋いだまま息絶えてたとか。殴る蹴るして食事も与えず衰弱させたとか。何らかのサインや気になることがあったのに、誰も救えなかったとか。 この社会問題はずっと胸に引っかかっていて、そのうち曲にして吐き出そうと思って数年。「音楽で訴求する」なんていうのは今は流行りじゃなくなってるというか、喧嘩腰で問題発言になる事を恐れてか、すっかりおとなしくなってますね(笑)音楽って影響力あるから、プロの場合は余計な思想を曲にいれると問題視されるとか、結果的に曲が売れなくなるなどの、大人の事情があるんだろうと思います(笑)なので、素人がYoutubeでやるのはそのピースの埋め合わせになるんじゃないかと思ってます。 とはいえ、社会問題を斬るっていうコンセプトじゃないですそれはニュースのコメンテーターなりネットの書き込みで、散々溢れていて。でもそれって、色んな正義を振りかざして、言葉の暴力というオチになることが多くて、それ自体虐待に近いような気がして。文句と皮肉でスッキリしたいんじゃなく。ネットもニュースも届かないであろう加害者の心に、歌なら、もうちょっと深くまで刺さるんじゃないかと…。説教なんかよりも、感情を揺さぶれたら、親として生き直してくれるんじゃないか、とか。あと、喉元過ぎたら忘れてしまう善意の第三者が、誰かのヘルプにずっと敏感でいれたら、とか。…まぁ、そのためにはかなり曲が良い出来&浸透が必要で、まったく力不足なのは否めないんですが。 親子に当たり前にあるはずの「好き」を、亡くなった子どもたちも最後まで持っていたと思います。今絶えてどんなに辛く苦しくても、それが子どものいちばんのプライドなので、曲のメインテーマになってます。
作詞:Nurie Pop Café
作曲:Nurie Pop Café
本当に必要な人に届かないだろう それでも叫ばずにはいられない 何にも気づけずに後から無力を知る 「救えた」後悔など意味はない 痛み 苦しみ 包むような 温もり尋ねては 嫌い 憎しみ 泪のたび "好き"を壊さないで 覚えたての文字震えてる想い 小さな胸の明日が晴れたら 柔らかく脆い 儚くも弱い 日向に揺れる 綿毛のたんぽぽは 本当に伝えたい人に響かないだろう それでも歌わずにはいられない あんなに聞こえずに悲しむ暗闇から 震える子どもたちを抱きしめたい 声にならない 心の中 曇りで溢れたら 光見た日々 忘れぬように "好き"よ 終わらないで 凍えた手閉じて拭ってた夜に 開いたクローバーの葉を見つけた 叶えたい未来 愛を覚えたい 彼方に暮れる ダイアリーの午後は 怖い夢が覚めますように すべて嘘で消え去れば… 唱えてた祈り 繋げてたひとり 響け 助けもがく歌があるから 柔らかく脆い 儚くも弱い 日向に揺れる 綿毛のたんぽぽは
音楽プロジェクト「Nurie Pop Café」。老若男女、誰でも口遊める曲を目指して活動中。日本語ロックに影響を受けたLyricは、一周回って令和に新しい息吹を醸し出す。ありがちなコード回しに独特の解釈をかけたサウンドも心地良い。デモにボカロ使用。
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