歌詞

手のひら　ふたつのリング 手を振るあなたは遠い ひとり去ってくあなたの後ろ姿は 振り返る気配もない 必死に手を伸ばしても　決して届かない あなたは　消えてく あの日　ふたりで過ごした優しい日々 ずっと続くと信じていた あなたが笑う　その横顔 ずっと見られると信じていた 部屋にふたつの匂い 壁際の写真　見つめる ふいに　ひとつふたつと何度も蘇る記憶はあなたばかり ふたつみっつと交わっては消える でも痛みは　消えない あの日　ふたりで目指した確かな日々 いつかは来ると信じていた あなたと歩いたこの道のりは どこで間違ってしまったのかな ああ　もし叶うのなら ああ　もう一度抱きしめて 繰り返す記憶のテープ 流し続けよう　擦り切れるまで 届くはずのない　この想いも いつかは　忘れられるかな 止まった時間　時計の秒針は 再び動き出す　だから ふたつの時間重なった日々 この場所に置いて　去っていこう 後ろ髪ひかれることもある でもわたしはもう振り返らない 遠くに見えた微かな光 頼りにして歩いていこう この痛みが消えていつの日かまた 笑える日が来ますように さあ　明日のほうを向いて ああ　時計の針は進む