歌詞

作詞：落合修司

作曲：落合修司

よどんだ朝の倦怠に いらだちを覚え目覚めた 昨日と似た今日が懲りもせず 窓枠の中 慌ただしそうに きっかけはいつも単純で 誰かに話すほどではなく ただ束の間の衝動に 全てを焼き尽くされたのさ 散らかった部屋の真ん中で 冷めたコーヒーを飲み干して さあ 鍵の無い足かせをただ一つ道連れに 予定調和の人波に 足並み揃えて紛れた 白い息は風にさらわれて 揺らめきながら寒空へ消えた 足を止めて振り返れば ただ立ち尽くすいつかの面影 叫びながら 嘆きながら たどり着いたのは 欲にまみれたこの街 ちっぽけな心の変化で 何もかもが動くでもなく ただ それからの日常は 全てが輝いて見えたのさ 冷えきった窓枠の中で 錆びた歯車の回る音 まだ 始まったばかりの フィルムを横目で眺めながら 散らばった夢をかき集め 持てるだけの思いを抱き締めて 鍵の無い足かせをただ一つ道連れに その日まで道連れに