楽曲画像
おとぎ話の遊園地
ペントノート

歌詞

作詞:柿沼憲太郎

作曲:柿沼憲太郎

私の 一番 古い記憶は どこかの遊園地で 回り踊る コーヒーカップに揺られていた ハンドル握る ピエロ 戯けた 微笑み浮かべて 思い返すと あれは確かに 初恋だった 欲しいと ねだった 硝子の箱 中には何も入れず 悲しい恋のエピローグ 鍵をかけて閉じ込めた 果たされないよこんな世界じゃ 君の願いも約束も 悪い夢だと大人が言うんだ だけど一つも怖くなかった   1年10年 長い月日が風と過ぎ去った後 幼い頃の おとぎ話と信じ始めてた 近づく冬の気配を感じる 肌寒い朝に ホットミルク コーヒーカップに注いでいた テレビのニュース 遠の昔に寂れた遊園地が 取り壊され 老人ホームに生まれ変わる 軋む観覧車 空飛ぶ船 どこかで見た時計台 白黒フィルム色づいて 動き出した オルゴール 遠い過去に君は連れ去った 私も多分共犯なの 囚われた鳥籠の中で 一人ぼっちで泣いていたんだ 繰り返すよ 夢の終わり何度も ミラーハウスで手を繋いだ二人 君が映らない 果たされないよ 果たされないよ こんな世界じゃ 君の願いも約束も 悪い夢だと大人が言うんだ だけど一つも怖くなかった 遠い過去に君は連れ去った 私も多分共犯なの 囚われた鳥籠の中で 一人ぼっちで泣いていたんだ

楽曲解説

失われた初恋の記憶をワルツのリズムで描く

アーティスト情報

東京を拠点に活動するバンド”ペントノート”。 北海道出身のGt/Vo p.e.nとBa 香澄カナ、東京出身Key 柿沼憲太郎により結成。 「シュガーボイスなスウィートロック、置き忘れた玩具箱の音楽を」

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