歌詞

作詞：Fukami Kazushi

作曲：Fukami Kazushi

急行列車に飛び乗って 目的地は呆気なく通り過ぎ 窓に映った退屈な景色 田園都市と名乗るには混沌だらけの街に足をつけて 透明なビル見上げた青 北風も緩くなってきた 何か思い出せそうな気がして 午後5時のサイレンで一瞬よぎるも クラクションで またふりだしに戻る 桜が吹雪いた 全て覆い被せるように 黒く塗り潰したしつこいシミも お天道様のお導き？ もしくはそういうさだめか 感じた物が全てとは言うけど それは果たして白？黒？ 後悔を消しゴムで消して 新たに書き直せたとして それから今までの記録はどうなってしまうのだろうか 消しカスでまた床が散らかる 何がいいのか分からない流行 見窄らしいパーカーの僕 SNSリンチ傍観者です 説得力は微塵もないけど どこか正しさを求めてしまう ウダウダしてたら置いてかれた 振り返れば遥かな地平線 逆も然り 簡単には終われない 正義も悪もないような自由が曇り空に アスファルト濡らした 暮れてく街の天気雨 整えた髪乱すように メッキがレッテルに変わる前に 匿名希望で成し遂げられた 正統派な理屈ばかりで 文句はつけられなくて辛いよ そうだね僕達は産まれながら 暗闇の中を彷徨って 其々の唯一無二を見つける旅をしている 無意識のうちに そうして迎えたn度目の春 雲の切れ間が開けたみたいに また現実が色っ濃くなった 畑を荒らす獣達が ヨダレ垂らしてる 邪魔が入って嫌になって 横断歩道で寝転んだ 視線の先の空に浮かぶ雲は千差万別で 自分の悩みに似た形を探すけど やっぱり何処にも見つからなくて 選んだ道を間違ったとは言うが 根拠を千字以上で答えろ もし答えられないのならば 君にも命があるって事なんだ もう一回の使用限度 無限ではないけどセルフサービスだから あとはいいね？