歌詞

いつからか抱いていた 胸の奥燻るような感情を 今になって思い出したのが 悔しいなんて言わないけど あの夏の日もあの夜もあの空も あの通り雨も きっと きっとすぐに止むと思ってた雨が いつまでもずっと降るように どうせすぐに冷めると思ってた熱も きっとまだ冷めきれぬままで ねえねえ、忘れてんのかな あの日に見た夢も全部 そんなこと馬鹿らしいと思わないか？ 思い出した青さで駆け出せ ああ 鼓動が高鳴る 手を伸ばす 掴みたかった青写真はまだここにないけど 「ずっと忘れたいと思ってた」なんて嘘は もういいよ 思い出にするにはまだ早いから 終わりなんてないような気がしてて 音だけを頼りに進んだ いつからか忘れかけてたような夢を 思い出すのが怖いなんて言えなくて 僕ら大人になんのかな 夢を夢のままにして そんなこと馬鹿らしいと笑うだろ？ それでいいさ、今すぐ駆け出せ あの日上がった雨も あの日になったチャイムも 終わるにはまだ早いって気付いてる ああ 君の声が響く 掻き鳴らす 夢にまで見たような景色が 今鮮明にあって この瞬間を切り取って一緒に歌おう 忘れないよう 「思い出」じゃなくこれからもずっと