
歌詞
作詞:れりる
作曲:れりる
明日には手も伸ばさぬように 今日くらいは左足から 後ろを振り返れば広がってても 目的地はここに儚く ふと頭を横切った 瞼に反射する光は 音すら置き去りの色彩は 星にも願った 夏の花火だ 屋台に点る 暖色の火が 君の顔を優しく照らす 顔を隠した私の手を君は そっと 引いて歩いた あぁまたずっと貴方を追って 強がりな私ををまた隠して 純粋なその貴方の笑顔が ただただ好きだったんだよ あぁまたたわいも無い話で くだらない事でまた笑って でもそれが好きだから それも含めて全部 全部 全部 時刻は午後8時過ぎ アイスが手の上で溶ける お面から顔を出す貴方は 笑って私にこう言った 「君がここに居ると 夏が来るんだ」 その言葉を合図に 空で咲いた 無数の花火が 君と私を近づけて光る あぁまたそっと顔を逸らして 弱くて真っ直ぐな貴方を見つめて 鈍色の日々を深く塗って まだ まだ まだなの あぁずっとこんな日々が続いて 貴方がまた連れ出してたら ばいばいもきっと無かったかもね それでも 今も まだ ずっと ずっと 曖昧で勘づいた私 純粋で鈍感な貴方 青色で短い日々が 鮮明な夏のパレット 花も月見に 欠けていく その背中から見える心は 何処か落ち着かないよう 瞼が狭く 光が減ってく あぁまたずっと貴方を追って 強がりな私ををまた隠して 縹色に変わる 日々の記憶が 待って 待って まだ 早いよ あぁまたきっとどこかで会えたら 最低最悪から私を守って 貴方でいいじゃない 貴方がいいの ありがとう 少しは 素直に なれたかな
アーティスト情報
本に音をつけたもの











