
歌詞
作詞:キムラジン
作曲:キムラジン
季節は巡る。夕方の影はどこまでも伸びて。 街の縫い目が綻びを見せた。解けそうな生活。 「またどこかで会えたらいいな」って、 あの決まり文句。 最終回は見送って、 もうちょっとこのまま続けてみようか。 最低限の暮らしと、こんな歌があればいい。 思い出になる。君の溜息で回る観覧車。 どこかの本で読んだ"永遠"と"鵺"を探す旅へと。 「終わらない歌があればいいな」って、 馬鹿みたいだよな。 最終回は見送って、 もうちょっとこのまま続けてみようか。 最低限の暮らしと、こんな歌があればいい。 幸せに慣れきって、不幸せになった。 そんな退屈だって、今なら愛せそうだよ。 全てが終わるような錯覚に陥って、 このままエピローグ…なんて、 つまらないでしょう? 息の仕方も、服の着方も、気が付くとすべてを忘れていた。 あのビルが建つずっとずっと前、一体ここには何があったんだっけ? 怖くない、なんてわけがない。終わらない歌なんてありはしない。 でも、名曲は今も鳴り止まないから、街灯も疎らなこの道を行こう。 帰れなくなっても。 「最高潮は過ぎ去って、 もういっそこのまま終わりにしようか?」 …冗談。なんてくだらないね。 あと一歩、ほら! 最終回は見送って、 もうちょっとこのまま続けてみようか。 最低限の暮らしと、こんな歌があればいい。 こんな夜があればいい。
楽曲解説
男女ツインボーカルで、プールと銃口のこれからのバンド活動への思いを綴った一曲。当時の体制で作成された音源はこれが最後となる。 メンバーであったジンくんとしもの大学卒業にあたって書かれた一曲。 「最終回は見送って、もうちょっとこのまま続けてみようか 最低限の暮らしと、こんな歌があればいい」 4年弱のバンド活動を振り返りながら、これからのバンド活動に向けての不安と希望を文学的に、時に素直に表現した、バンドにとっても大切な一曲となっている。 ◤◢◤参加メンバー◢◤◢ GtVo ジンくん BaVo しも
アーティスト情報
都内を中心に活動中。 GtVoジンくんを中心としたバンド形態の音楽プロジェクト。 「全員主役の青春映画」を掲げ、参加メンバーそれぞれのキャラクターや 声を活かしたライブを行なっている。 男女ツインボーカルのアッパーな楽曲が特徴。 爽やかに、騒やかに、僕らいつだって夏を待つ! なんとなく日々に疲れたら、一緒に笑いに来てください。











