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作詞:Kantaro Tanizawa
作曲:Kantaro Tanizawa
いつだって追いかけてくる 宵の雨が描く朝 ひとり風呂場でウトウトしながら その靄を 吸い込む アカリはまだ、点けないで すべてのひかりが 台無しさ 「一生懸命にやっているんだ」って "書いては消す"を繰り返して 奇をてらったり たらふく詰め込んでも いつまでも からっぽ ぬるい湯気を 掴むように ほのかな怒りが わめくのさ どこで忘れものをしたのかなぁ 大事なもの こんなにあるのに 捨て方なんて 知らない 何故か埋まらない かなしみ 「ずっとそんなこと言っていたって みんな何か足りないから 誰かと隣り合わせで埋めあって 生きているんじゃないかな?」 顔あげると、君の声 雨上がりの匂いがした そして いちばん見続けていたいのは 眩し過ぎる未来じゃなく 楽しそうに はしゃいで 笑う きみの右耳 まだ隣に いてもいいかな? 頷いてくれたら、嬉しいなぁ 永遠なんて続かないから せめてふたりでいる間は 楽しく 暮らそう ささやかな時が 来るまで アルバムをめくっていくみたいに この音に時を刻みたい いつかサヨナラが来ても そばにいられる気がするから うたう なんどもうたう きみへとうたう
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