歌詞

いつの日にか僕達の声が 懐かしさで滲んで消えないよう 心と言葉は揺るがないままで 零れた旋律に想いを重ねるよ 幼い頃から見馴れた景色に 溢れるばかりの夢を描いては 君と語り明かしただ楽しかった当然が 想い出になってどれくらい経ったろう？ 会いたい気持ちは背伸びするけれど 会いに行く時間は生活に絆されて いつかまたねなんて 何気なく交わした約束の 意味が今になって強く響くんだよ 大切だったはずのことが 忙しなさで流れる日々に 負けないくらい 大好きな歌と君の声 流行りのフレーズや 上辺だけの言葉じゃ 途切れない程に鮮明なままでさ ふとよぎるたびに淋しくなるくらい 幸せだから 繋ぎ止めるよ僕達の声が 懐かしさで滲んで消えないよう 少しずつ言葉を選んで書き直して ただ溢れ出してゆく感情を 忘れないよう綴ってくんだ それだけじゃ心許なくて 形のあるものへと残してたいから 心と言葉は揺るがないままで 零れた旋律に想いを重ねるよ 何気なく笑い合えたことが 変わりゆく当然の中で 変わらないまま心に在るのが　 嬉しくて 見慣れない景色で思い出した約束を 無くしたくないと張り上げた言葉は また会えるための目印になるから 人が人を忘れてゆく時 その声から忘れてゆくらしいから 綴った想いが君に届きますように もう呆れるくらい歌う声を 僕らを繋ぐ証にするんだ いつまでも続けと願っても 終わりのある日々だとわかってるから 心と言葉は揺るがないままで 零れた旋律に想いを重ねるよ あの日の言葉は色を増しながら ずっとこの場所に残ってる