楽曲画像
夏の影
qee

歌詞

作詞:伊藤トウイ

作曲:伊藤トウイ

晴れ渡った空が赤くなる頃 僕たちはずっと、ふたりでいられる気がしていた いつもよりぎゅっと、握りしめた手の形が 夏の影を落としていたんだね 溺れるような暑さに、泣きわめく蝉でさえ 寝返りをうった どんな夢をみていた 外へ行こうか夏夜に、首を振る扇風機 ゆるり風をおくった どんな朝をまっていた 不細工でも命か、水際のあの子に 弱音をこぼした 息継ぎさえしがないが 吸って吐いた空気が、白く染まり出す頃 また思い出したんだ いつもあなたを思っていた いかんせん惨めだが 晴れ渡った空に虹かかる頃 塗り替えられた深く青い空思い浮かべた いつもよりちょっと、降り続く雨があがったら また僕らきっと歩いていけるだろ 遠く遠く、行こう 遠く遠くの街へ行こう 遠く遠く、行こう 遠く遠く、離れていたのか 誰かじゃなくて、あなたを想うよ ふいに降り出した雨に打たれ 別に寂しくなんかはないよな、 って強がってみたりしてさ そして君は、いちにーさん、にーにーさん、 また歩き出した、スニーカーと長めの靴下を履いて 遠く遠く、 晴れ渡った空が赤くなる頃 僕たちはずっと、ふたりでいられる気がしていた いつもよりぎゅっと、握りしめた手の形が 夏の影を落としていたんだと 分かってたけど、 ずっと、握りしめた手の形は これからもずっと忘れはしないだろう また歩き出した これからの君と これまでの僕を 映す夏の影

楽曲解説

夏を思い出して

アーティスト情報

indie rock band qee(キュー)

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