
亀が浮かんでいる
レーズンバターバンド歌詞
作詞:玄月
作曲:玄月
ちょうど通りかかりに川があって 橋の欄干から彼らは覗き込んでいた 亀が浮かんでいる水草にすがりつくようにして 首縮こませ尻尾たらりん甲羅ごつごつ苔むし 彼らは目を凝らすけれど透明度ゼロの水面はまるで まるで静物画のように時を止めていて コンクリートの黒ずんだ護岸は 不自然なまっすぐさで伸びているどこまでも 水面から突き出た自転車のハンドルに番のトンボがとまって 彼らはようやっとようやっと時を取り戻した これはいったいなんなんだ彼らは肩寄せささやきあう 流れのない川なんてあるのか どこかおれたちに似ていないか どこへ行くどこに向かっている 見通しはいいはずなのにそれがわからない 亀が浮かんでいる水草はそよとも揺るがず おれたちはどこにいる橋の上だ世界の中だ その世界はどこにあるおれたちの世界はどこにある やがて彼らは真理にたどりついた 世界はごつごつ苔むした亀の甲羅に載っかっていることに気づき 彼らはようやっとようやっと見失ってた自分を取り戻した 川に浮かぶ亀の甲羅に世界が載っかっていて彼らはそこの住人 どこへ行くどこに向かっている 見通しはいいはずなのにそれがわからない ちょうど通りかかりに川があって 橋の欄干から彼らは覗き込んでいた 亀が浮かんでいる彼らの世界をその背中に載せて
アーティスト情報
2025年結成 vo.gt. 玄月 小説家 大阪芸大教授 文学バー・リズール店主 key. kei ピアニスト ba. もっち 夢を売る仕事 dr. 壁際路子 大学生









