
歌詞
作詞:ray.(光)
作曲:ray.(光)
咲くはずのなかった場所に 綺麗な花が芽を出して始まったあの日 何も知らないフリをする君に 僕はずっとただずっと見惚れていた 日に強まるあの春風から 灯った火を守れるように隠した 時間を止めようと、季節を止めようと 胸が張り裂けそうで 桜が春の終わりを告げ 舞い落ちる花びらの中、涙こぼれて 「今年の春が一番綺麗」 その言葉で火が静かに消えた Spring rain 暑くなった季節、重すぎたfeeling どこへ行っても、雨か涙かわからなくなって 落ち葉の季節になり、春を消そうと 風吹く方へ前を向いて、気楽になれたんだ 一歩踏み出せずにいた僕は 微かに光る希望を必死に探した 輝く星空 何か教えて なんてもどかしいだけ 雪が舞い、冬が訪れ 鼓動が鎮まり心が冷え切ったDays 「今年の春が一番綺麗」 その言葉が僕に魔法をかけた Spring rain 気づけば次の春がやってきて 長い冬を超えて、凍りついた心がそっと解けていく 桜が春の終わりを告げ めぐるめぐる季節の中、微笑むToday 「今年の春が一番綺麗」 鮮やかに映し出した景色は Spring day
楽曲解説
春の訪れとともに始まる出会いと別れをテーマにしており、新たな恋が芽生える一方で、失恋から立ち直る様子を音楽で繊細に描き出している。 アコースティックギターやピアノの優しい旋律が、淡い切なさとともに恋心を包み込み、リズムが加わることで感情が高まり、力強く歌い上げる。 また、EP のタイトルである「Spring Rain」が最後に「Spring Day」に変わることで、次なる季節の訪れとともに新たな一歩を踏み出すイメージが表現されている。
アーティスト情報
幼少期をロンドンで、学生時代は日本で過ごした、新時代を生き抜くシンガーソングライター、ray.(光)[読み:レイ ヒカリ]。2023年4月5日(水)に1st Album「Boomerang」を発売。 ジャンル分け不可能な音楽に乗せ、画一化された現代社会に訴えかけるように力強くも繊細な感性で人々が他人に貼りがちなラベルの外にある「自由」を歌う。ノンバイナリージェンダーである自覚は若き日に苦悩をもたらし自由の国アメリカに単身渡米、名門音楽大学へ進学。 そこで根強い差別、突きつけられた現実のなか自身のもう1つのアイデンティティである「音楽」で社会が抱える問題を訴えていくことができないかと強い思いを抱く。 日本語と英語をどちらも深い感情のレベルまで昇華させ、J-POPでも洋楽でもなく新しい感覚の音楽を発信している。











