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リビドー
れぷたいる

歌詞

作詞:れぷたいる

作曲:れぷたいる

リビドー 貴方の軋轢やそれらさえ美しいと思っていた。 僕は口先空くのも億劫で、貴方に見惚れるこの空に喋らせる。 何をしたって救われない あぁ それを恋と呼ぶならば 貴方は火を盗んでいた。冷たい冷たい、真っ赤な手。 雨の降らないこの街を罰と呼ぶならば 寂しさ空に食べさせて、君を連れてやってきて 歪に曲げた感情が、あなたに触れようとする毎に、 グニャグニャ、グニャグニャ弧を舞って ユラユラ、ユラユラ広がるさまをみた。 貴方に貰った愛で肥えていく、それをいまだ僕は吐き出せずにいる。 火を盗む、そんな貴方を花と見紛う。 何を見たって酔いしれた。あぁ それを貴方と呼ぶからで   それさえ美しいと思っていた、 月みたいって笑って、懐かしいって喚いて 僕は 寂しさを盗んで 貴方は花とお喋りを。 人を救いたかったかも知れない、それで僕を傷つけてしまうなら あぁ それさえ美しいと。 似ていた、僕の寂しさは恋に似ていた。 歪に正した感情が、あなたと触れようとする度に、 グニャグニャ、グニャグニャ弧を舞って フラフラ、フラフラ広がるさまをみた。 貴方に貰った愛で肥えていく、それをいまだ伝えれずにいる。 火を盗む、貴方を花に例える。 待っていた。この空が、歪に睨むこと、あぁ僕にさえ空は綺麗に写るのか いつも笑うしかない様な惨憺を待っていた。その時僕は初めて愛を歌えるような 初めて貴方を思い出す様な。僕の嫌いな寂しさで 貴方が盗んだ愛で救われてしまえ全部   何をしたって救われない あぁ それを恋と呼ぶならば 貴方は火を盗んでいた。冷たい冷たい、真っ赤な手。

楽曲解説

貴方は不思議な人だった。雨のようであったし、夜風のようでいた。さっとふっては、いつの間にか止んでいる。そんな様子だった。僕は君で言う、草木やそこら辺の水溜りの様な性質で、その破天荒な、豪雨と暴風にまったく正直に揺らされ晒され根を張って、厭らしく、清々しく生きようと努めた。それを見る人達は、恋だとやら何とか僕に説教して見せたが、もし、それが恋というのなら、寂しさに似ている。空っぽの箱を叩く音や、人気のない場所の足音にも似ていた。僕に言わせれば小説だった。貴方がこれを聞いたらなんと言うだろう。落とし穴を埋めてまたどこかに空いた穴が出来るような虚しい様な感じでしょうか。将又、映画やドラマなんかに出てくる運命や、子供によくするおまじない、気休め程度なんて言い放ってしまうでしょうか。 僕は子供の頃、魔法はあったし、お化けだって、妖怪だっていました。運命なんていう安い言葉もそこにはいたかも知れない。これがほんとにそうだとしたら、恋だって、愛だってあったんだと思う。空の様に疑いもなく信じていたからで、でも僕らは幾つも傷ついて、賢くなり、疑いを覚え、一辺にそういうものが無くなって、目つきが少し鋭くなった。僕はまた、恋や、愛を信じたいあまり哲学をしたんだ。ニーチェだったり、サルトルなんかを見たけど偉そうなばっかりで何にも響いていない。何を見たか思い出せない。その時に貴方に会った。僕は貴方だと思ったんだ。この世のそういう疑ったらどこまでも疑えてしまう様なヘンテコで不思議な引力なんかを持つ、そういうもの全部が貴方だと思ったんだ。だから貴方は雨の様だったし、夜風のように見えた。僕の寂しさや憂いや、醜さなんかも貴方かも知れなかった。いつまでもでも変化する。貴方に、本当に焦がれていた様な。

アーティスト情報

新潟で活動するバンドです。

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