楽曲解説

90年代の文化がニューレトロとしてトレンドになっている今、その時代をリアルに幼少期として過ごしてきたRibet townsが送る最新曲「1990」 連続リリース企画の第4作目にあたる今曲は、思春期の揺れ動くような心情と、時の流れと共に移り変わる景色を、緩急のある展開に乗せドラマティックに表現している。 金木犀の香りが漂う頃、思い切りセンチメンタルに耽るのにぴったりな1曲。

歌詞

作詞:Aiko Horie

作曲:Ribet towns

1990 まだ目を閉じて なんで泣いたまま眠った 撫でてくれる 手のひらは なぜないの どこいった また夕べにみた同じ夢の続き ちょっと待って目覚めないで 願ってぎゅっと握ってみた シャーペンの芯が今ぽきっと折れて落ちてった 花びら舞うように汚してく めくるページの多さが増えてって めくれるスカートの裾にはじらって 見える景色の遠さに目を背け 暮れる夕日にかかるよ胸騒ぎ 香り付きのペン ふちどったラメもはがれて 時間と褪せて すっかりと 金木犀がいいと歌う 巡る季節をまたいで駆けていく まくる袖に隠した傷の跡や 冷える頬に縮むニキビの赤さ 消える頃には忘れた胸騒ぎ 知らないくせに 知らないくせに 1990 まだ目を閉じて やっぱ泣いたまま眠った なんで なぜそんなことばっか もう 泣きそうだ我慢した

アーティスト情報

渋谷と北ヨーロッパに憧れながら、誰かに口ずさんでもらえるような音楽を。 京都に縁のある12名により結成。アコースティックギター、マンドリン、ピアニカ、グロッケンといった楽器で鳴らす、トイポップ・北欧トラディショナル・渋谷系などに影響を受けたサウンドが特徴。 2017年 2月 1st mini アルバム「ショートショート」をリリース。 2017年10月 配信限定 EP「フラッシュフィクション」をリリース。 リリースに伴い Dokkoise House との京都/東京での共同リリースツアーを開催。 収録曲「メトロ」のミュージックビデオは京都のデザイナー高石瑞希が手がけ、全編アニメーションのユニークなストーリーが好評を博す。 2018年 3月 "無差別級”LIVE オーディション TOKYO BIG UP!2018 ファイナリスト:特別賞受賞。 2018 年 4月 NHK「ほうかごソングス」に”今月の歌”として「春が咲いた」を楽曲提供。 2018年 7月 初の全国流通盤「ショーケース」をリリース。 2019年 1月 東京の男女混成6人組バンド”yule”と楽曲を提供し合う共同企画”Movement”にて配信シングルをリリース。それに合わせ京都/東京でのリリースツアーを開催 2019年 5月より3ヶ月連続シングル配信リリース -MEMBER- Aiko Horie : Lyrics & Compose Asayo Miyachi : Vocal Nana Inoko : Melodica, andes & Chorus Takahiro Nozue : E.Guitar Yuki Ishida : A.Guitar Hiroto Tsuji : Mandolin & E.Guitar Madoka Kikuchi : Melodica & Lyrics Ayaka Kobayashi : Metallophone & Percussion Satomi Fukuno : Percussion & Melodica Shinji Suzuki : Bass Junsuke Fujino : Kantoku Gen Asai : Drums, Percussion, Compose & Engineering

shea

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