歌詞

作詞：Noi

作曲：Noi

揺れる　揺れる　視線を上げて　走る　走る　鼓動を抑えて 離れていたっていつだって繋がっていられるような気でいた。 明ける　明ける　知らない街の　やけに澄んだ朝を走る 君の元へと。 分かったような気でいたんだ　何も知らないくせに 分かっていない事にすら気づけないままに恋をした その付けだろう。 好きな色や、好きな映画、好きな歌も知ってるの でもそれだけだった。肝心なところはずっと 知らないままで、君のそばで、笑えたらなんて考えてたんだ。 ほら、また、君からの着信だ。 揺れる　揺れる　視線を上げて　走る　走る　鼓動を抑えて 離れていたっていつだって繋がっていられるような気でいた。 明ける　明ける　知らない街の　やけに澄んだ朝を走る 君の元へと。 帰り道二人で聴いたいつものプレイリスト。 親指でなぞって確かめた気持ちも 先延ばしにしたんだそれでもいいような気がした。 暗い物語ばっかだった。 3番線のホームまで君の右手を引いていた。 日々を重ねて、罪を重ねて、君に重ねて。 繰り返して、振り返って、 ほら　また　君からの着信だ。 揺れる　揺れる　視線を上げて　走る　走る　鼓動を抑えて 離れていたっていつだって繋がっていられるような気でいた。 明ける　明ける　見慣れた街の　嫌に澄んだ朝を走る 子供だった僕と　伝えきれなかった思いと。 左側を歩く　手を離したのは君だったんだ。 分からないままでそれでもって走り出した。 今君の元へと。