歌詞

夜中の四時、テレビでは爽やかな顔で キャスターが｢おはようございます。｣って言う。 水を差されたようなこの気持ち。 私はひとり、今日を終えられずに、 片付けられずに、処理できずに。 あぁ、またやってしまった、明日もきっと 1日を無駄にするんだろうなって暗く落ちてゆく。 明日起きたら、この 取り残された六畳一間は遊覧船にでもなって、 高い空を散歩してないかな。 私がいなくてもちゃんと日々は回ってて 安心して新しい街を目指したい。 夜中の五時、テレビではにこやかな笑顔で キャスターが｢おはようございます。｣って言う。 悪いことしてるようなこの気持ち。 私はひとり、今日を終えられずに、 おさめられずに、まっとうできずに。 あぁ、普通のことを普通にできないこの毎日に あまりある焦燥　暗く落ちてゆく。 明日起きたら、この 忘れられた六畳一間は宇宙船にでもなって、 星の海を泳いでいないかな。 溜まった疲れも無重力で消え去ってしまって 生まれ直したように新しい日々を始めたい。 ああ、明日起きたらこの 取り残された六畳一間は遊覧船にでもなって、 青い空を散歩してないかな。 私がいなくてもちゃんと日々が回ってて 安心して新しい街を目指したい。 許されて新しい日々に期待したい。