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一人称
Sakuso
3

歌詞

作詞:Sakuso

作曲:Sakuso

ぬるい 地下鉄の風を 受ければ思い出すような灰色の階段がよぎる。 左から見るあなたの目が 好きだったことも思い出さなくなるのだろう。 夜が明けたと思ったが どこかの居酒屋の光だったみたい。 救いの手など、どこからも 伸びてはこない。 でもあなたが居たということを 忘れることはないだろう。 それは、一見するよりもきっと 幸せなことだと思うの。 正直、恋の前では夢さえ無力かい? パスタを巻くフォークが倒れて 大きな音をたてる。 ひとりの鼓動だけで 刻む、時が、びくり、とした。 釣りが好きなんだけどね ぼくの毎日そのものみたい だからだよね。 期待の糸をたらしては 「あと5分」と待っているの。 でも時々聞けた高鳴りを 忘れることはないだろう。 それは、一見するよりもずっと 幸せなことだと思うの。 見失うけれど、忘れたくないの。

楽曲解説

5年前くらいに作った歌です。あの頃の自分はこんなことを考えていたんだなぁ、と思う。

アーティスト情報

100%以外込めない。サウスポー。 これまで言葉にされてこなかった感情や情景を 言葉にして歌います。

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