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作詞：ムルアイ
作曲：Salmiakki crew
ああ 分かち合うとか 求め合うとか ゴミ箱に投げた話 なあ いつまでもまだ 天文学的な確率の 奇跡が起こるなんて信じてる 何千万画素の感情を切り取っても 何かに近づけた気はしないし 本当にただ一切は過ぎていくんだね 涙も枯れたし 酒気帯び 来世に期待です そう言って 床に重なるように 眠りにつく 夢の中へ いつからですか誰も愛さずに 自分からくすんでいったのは 鮮やかさを取り戻して あなたの香りを 思い出す 涙の温度だってさ 今初めて知ったように コンプレックスに塗れた 自らのレンズの傷も 光を浴びて虹を放つ あなたにまた会いにゆくために しゃらくさいけど それ以外 方法はない ああ 傷つくことをただ逃れて 後悔を甘んじて受け入れて 本当にただ一切は過ぎていくんだね 涙も枯れたし 酒気帯び 来世に期待です 主電源ボタンを長押して 眠りにつく、夢の中へ 苦味すら愛おしく感じた とうの昔に 捨てたはずだったのに 鮮やかさを取り戻して あなたの言葉を 思い出す 涙の温度だってさ 今初めて知ったように 積もりに積もった悔しさも 忘れるくらい輝く 瑪瑙のようでありたいんだ あなたに また会いに行く為に しゃらくさいけど それ以外 方法はない 失って 探して ただ 埋め合わせ続けて 綺麗事だ と嫌って 見境なく切り捨てて いたけど 鮮やかさを取り戻してあなたの香りを 思い出す 涙の温度だってさ 今初めて知ったように 積もりに積もった惨めさも 忘れるくらい輝く 瑪瑙のようでありたいんだ あなたとまた 過ごしていく為に しゃらくさいけど 定かでなく 手探りで
Salmiakki crew（サルミアッキ・クルー、サルクル）は、「うみのて」「FILMREEL」で活動するボーカル&ギターのムルアイを中心に2023年に結成。ベースの海部翔太（ex,夜に駆ける）、ドラムの松田タツロウ（SuiseiNoboAz）、ギターのアビー・ロウという4人編成。 ムルアイの作詞・作曲によって生み出される厭世的で感傷的な世界観は、大人な女性を中心に共感を集める。一方で、経験豊富なリズム隊による確かな演奏技術に裏付けられた楽曲は、時にオルタナティブ・ロック的な荒々しさ、時にシティポップ的な軽やかさを演出し、バラエティに富んだ楽曲を力強く表現する。 確かな音楽性とは裏腹に、シュールなメンバーの人間性のギャップもSalmiakki crewの魅力として捉えられている。まだ伝わってないけど。 2023年5月に下北沢THREEで初ライブの後、2023年7月からは下北沢のライブハウスで自主企画イベント「SLCR File」を主宰。インディーズシーンを盛り上げるバンドと共演を続けている。
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