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作詞:伊藤快
作曲:伊藤快
海が映し出した夕日で 赤く透けた髪の毛が 潮風に揺らされて 君は眩しそうに手をかざして 目を細めて言った 「夏が終わるねって」 ああ、笑い合った その暖かな声が そっと潮の匂いに 溶け込んで消えていく 空は薄い雲が浮かんで少しずつ 乾いた風に流されていく 淡く滲むように 動き出した夜の気配で 変わりゆく世界に取り残されたみたいだねって ああ、思い出して 取り戻せなくなって 君と過ごした日々が 揺れながら沈んでいく この胸をすり抜ける 少し冷たい風に乗せて あなたのこと今も歌っている 奪われるように 流れゆく季節の中で 僕ら同じ景色を眺めていたかったんだ 何気ない日々を紡いでた 小さな優しさに気づけたのは 君がいなくなってから 夏が過ぎ去って 1人になって あなたのぬくもりも忘れて 思い出してを繰り返して また今日が終わってく 波に触れたって優しくなくて 満たされない心で 重なり合って赤く染まって この海になれたらいいな
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