歌詞

作詞：SATOSHI

作曲：SATOSHI

※おれの年は21 とうに過ぎた思春期 普通ならば就活 そんな時期に通達 された癌と先日 全てが現実 神が俺を選別 神様は冷徹 今は治療に専念 進む治療に勘弁 何べんも感じる心身への恐怖 髪の毛がなくなるだけどこれで助かる 俺が俺でなくなるだけどこれで助かる 病院のベッド上 繋がれた点滴 1日が長くて 疲れはてた毎日 周りには年寄り すでに生きる俺より 長生きをしてやる 絶対お前より 俺はもっと丈夫 だなんて大丈夫と 周りには告げてる 強がりで伏せてる 毎日見舞いにくる 母親に感謝 恥じて出せぬ言葉 ありがとうのことさ 体はやせ細り 直視できぬ鏡 それに変化していく見た目 しかたねえ 今はただ頑張るだけ 今はただ踏ん張るだけ 終わり見えず苦しむ 平凡をを羨む 何かあればナースコール 看護師へラブコール したいことがたくさんでも体調がアップダウン 生と死の境目 そんな言葉ダサいぜ だからもう泣かないぜ もう泣かないぜ ※ 3月5日に決まった手術をする予定日 抗がん剤は終了だがそれまでするドキドキ またその後に2回目の手術とかがあるらしい 肺にも転移している癌がほんと忌々しい それまでは一旦自宅に帰宅する 懐かしい環境に久しぶりにリラックス 万全なこの体調 母の味を堪能 風呂に入浴剤を 噛みしめる愛情 外に出るには必要となるニット帽にマスク 体力の低下 疲労感はマックス ふともどる現実に考えてしまう切実に 俺は癌患者 クソな災難だ 友達と会って 日常を感じて 懐かしい景色に 黄昏る毎日 あとどのくらいで俺に日常が戻るのか 全てを乗り越えた上でただ先に進むのさ ※