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日々の中で出会う、どこにでもあるような景色、匂い、音。その一つ一つが過去の自分から残された目印、いつかの瞬間へ戻ることのできる「栞」なんだと気付かされた、蒸し暑くも儚い季節でのひととき。Shooby Dooby Jiggy 7枚目のシングル。
作詞:武内 建
作曲:武内 建 アレンジ:奥田 和謙
忘れてしまったことはありますか それが何かすら忘れましたか 数ある記憶のどこか隙間に 知らず知らずのうち挟み込まれた 目印が散りばめられている いつでも戻れるように 夕立の匂い 打ち水虹 室外機の音 蒸れた手と手 そのどれもが僕をあの夏へと 連れ出していく それはまるで時をかける映画のように 過ぎ去ったはずの日々が蘇るの 並ぶ二つの影 やたらと乾く喉 なのに手のひらは 絶えず湿っていく ふと浮かんだ記憶に むず痒い首筋 青い夏 僕にはもう似合わない 現実が口を開け笑ってる あとで相手をしてやろう 列になる小さな浴衣姿 夜に咲く花 虫の大合唱 ありふれたことなのに いつの間にか 連れ出していく それはまるで 時をかける映画のように 過ぎ去ったはずの君にまた会えるの ここにいてくれたの いつも待っててくれたの 決してひとり迷子にならないように 今を生きてる僕の目印は 過去を生きた僕からの置き手紙 言葉のいらない会話を紡いでいる 夕立の匂い 打ち水虹 室外機の音 蒸れた手と手 そのどれもが僕をあの夏へと 連れ出していく それはまるで 時をかける映画のように 過ぎ去ったはずの日々にまた会えるの 蘇るの
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