歌詞

作詞：くまたゆうき

作曲：くまたゆうき

見て見ぬふりは もう やめるんだ この瞬間は戻らない 戻らない 戻らないから いつもと同じ帰り道 パンをひとつ買う コッペパン きみの好きなパン きみに一口とっておく 癖が抜けないまま 3度目の春は もうすぐそこにあった もういないよ まだ生きてるよ 消えかけた街灯が目を瞑る Ah きみの話が聞きたいよ 見て見ぬふりは もう やめるんだ この瞬間は戻らない 戻らない 戻らないから クスクス笑うざわめく風も あの雲の行く果てにはあるの このまま流れていたい きみの もとへ あの日と似たあの幸せに 不安な雨が降る 気付けば 瞬きと隠れんぼ 失ってからじゃ遅いなんて 綺麗ごとだけど 本当にその通りだね どうやったって 戻れやしないさ 発車しかけたバスに手を振って まだ 行かないでが言えたら やっとわかった 大事なことを 遠回りは少しだけで あの日のきみが笑ってる 動かぬ足を ほら 走らせ 言葉じゃ上手く伝えられない 言えなかったことを 今 今 (今日はコッペパンが売り切れだった。ねぇ、あの瞬間からどれくらい変わったかな。) きみが残した 声の行方は 結局 意味も理由も何も わかんない わかんなかったけど いつもと同じ 帰り道 今年は桜が満開だ 大丈夫、僕らは出逢っていた 見て見ぬふりは もう やめたんだ この瞬間は戻らない 戻らない 戻らないから 動かぬ足を ほら 走らせ 言葉じゃ上手く伝えられない 言えなかったことを 今 今 きみの話が聞きたいよ