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奈良公園といえば「鹿」が思い浮かびますが、それは奈良時代も同じだったのでしょうか。万葉集を眺めると、鹿と共にあった人々の生活を想像することができます。 高円の秋野の上の朝霧に 妻呼ぶを鹿出で立つらむか(大伴家持) 万葉集に収められている鹿を詠んだ歌の多くが、雌鹿を呼ぶ雄鹿の声を詠んだものです。気高く響き渡る彼らの鳴き声は、奈良時代から同じ場所で続いている奈良の人々の命の営みを感じさせてくれます。 かわいい赤ちゃん鹿の祖先は、もしかしたら、自分のはるか昔のご先祖様と同じ時代を生きて、出会っていたかもしれない。そんな想像を膨らませながら、奈良公園の140歳お祝いの歌として、制作させていただきました。
作詞:中村 千紗
作曲:氷置 晋
穏やかな春の日 僕は公園へ繰り出した 新しい出会いを 少しだけ期待しながら 灯篭の陰から いつもと違う小さな君 生まれたての命に 出会えたことが嬉しくて 君の姿を追いかけて 霧の中を歩く朝 冷えた指の先には 金色に輝くあしあと はるかはるか昔の ご先祖様も聞いてた 妻を呼び鳴く君の 気高く響く声 茜色に染まった 空を見てる 灯篭の向こうに 初めて出会うやさしい顔 ぼくを見てほほえむの ずっと前から知っていた ぼくらは千年前から 共に過ごした仲間さ 光に浮かび上がる 歴史の姿を目に焼き付け 静かに灯る火に それぞれの願い込めて 僕らの未来のため 少しずつでもいい 茜色に染まった 空を目指し 僕らは千年先にも ここで出会えますように 新しい命には ありがとうおめでとう 愛しい 君の声を聞いて はるか未来を思うよ 僕がいなくなっても 想いは継がれてく 茜色に染まった 空に祈る 茜色に染まった 空に祈る
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