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「やまとしうるはし」は、2017年に奈良県で開催された「第32回国民文化祭・なら2017/第17回全国障害者芸術・文化祭なら大会」のイメージソングです。ヤマトタケルが望郷の思いでよんだ辞世の句を、新井満さんが歌詞構成・自由訳詞・作曲されました。 国分祭・障文祭を担当されていた松本さんより、「イベントは終わってしまったが、奈良のアーティストに歌い継いでいってほしい」とお話をいただき、2年間かけて取り組んできました。 最後まで悩んだのが、何度も何度も繰り返される「やまとは国のまほろば やまとしうるはし」という部分の歌い方です。身近な人が亡くなる経験をほとんどしていなかったこともあって、人間の最期とはどんなものだろうか、ヤマトタケルは何を思ったのだろうか、というのが全くわからなかったのです。 でもこの2年間で、大好きな祖母やおじさんの最期を見送ったこともあり、少しだけヤマトタケルの気持ちが想像できるようになりました。 曲中のある部分でヤマトタケルは力尽きますが、魂だけが故郷へ帰り、満足して神様の元へ向かっていく。そんな想像をして歌ったところがあります。最期まで故郷に戻りたいと願ったヤマトタケルの魂が、この曲の中だけでも幸せに空へ昇れるようにと思いを込めました。 ===やまとしうるはし(新井満著)CDブックより=== 〈ふるさとやまとに帰りたい・・・〉 〈でも、帰れない・・・〉 死期をさとったヤマトタケルは、最期の力をふりしぼって、四首の和歌をよむ。そのうちの二首を次に引用すると、 A やまとは 国ののまほろば たたなづく 青垣 山隠れる やまとしうるはし B はしけやし わぎへのかたよ くもゐ立ちくも ヤマトタケルは、最期の力をふりしぼって、ふるさとやまと礼賛の心と、望郷の思いをのこしたのだ。
作詞:ヤマト タケル
作曲:新井 満
やまとは 国のまほろば たたなづく 青垣 山隠れる ああ なつかしや ふるさとの空に ああ なつかしや 雲がたちのぼる やまとは 国のまほろば やまとし うるはし やまとし うるはし やまとは 国のまほろば たたなづく 青垣 山隠れる ああ なつかしや ふるさとの山よ ああ なつかしや 父母よ友たちよ やまとは 国のまほろば やまとし うるはし やまとし うるはし やまとは 国のまほろば やまとし うるはし やまとし うるはし やまとは 国のまほろば やまとし うるはし やまとし うるはし やまとし うるはし やまとし うるはし
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