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夏よ、終わらないで
作詞:関 冬雄太
作曲:長谷川 晴
うだるような陽射しに 暑いねと呟いてる いつか終わる日々 こんなにも恋しくて 夏風靡かせた 白紙のまま進路希望調査 何色の未来 描こうなんてさ グラウンド響く歓声 自転車押して帰った通学路 淋しい鐘と暮れなずむ炎刻が また染め上げてく 「大丈夫」なんて嘯いて 笑った顔が見たかっただけ ありふれた恋とベタな日常を 今日も今日も月並みな言葉で 眠らない街を抜け出した 眠れない夏夜の六等星 錆びかけた六弦とまだ青い声で ずっとずっと叫んだ夏よ終わらないで うだるような陽射しに 暑いねと呟いてた 君の面影を 探し続けているの 猫背で見下ろした 仰向けに果てた蝉がほら 嫌に誇らしげで夏雲を仰ぐ 大輪の花が散って 冷たい煙揺蕩い消える頃 涼しい風が未来を連れて来るの まだ終わらないで 置いていかないで 大丈夫なんて嘯けど 繰り返した日々は戻らなくて 弱気な心と履き潰した靴で ずっとずっと進んでいくだけ 眠れない夜の向こうには 燦然と光る一番星 思い出も後悔もここに置いていこう 今日が今日が僕らの始まりの朝だ
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