
歌詞
作詞:佐野史紀
作曲:佐野史紀
リビルド 止まった時が動き出す 夢から覚めて受け留めて 誰のもとにも朝はやって来る 天にこの祈りが届くよう アワダチソウが靡いてて 自然に対して無力と 自分を知って開けたかい 其処で何守ろうとしてるの さあ その引き金を引くのやめて 向けた銃口の先映る この世界は光で溢れて まばゆい光で溢れて 何処へ行くのだろう 何を担うのか 作り直せるかい 君想いはじめるよ 何処へ行くのだろう とどまるところを知らない 進化の過程と淘汰が 繰り返される夜を越え 柔らかい眼差しは何見ている 対話に心導かれ 自然はいつも側にある 自分を知って開けたかい 其処で何守ろうとしてるの さあ その引き金を引くのやめて 向けた銃口の先映る この世界は光で溢れて まばゆい光で溢れて 何処へ行くのだろう 何を担うのか 作り直せるかい 君想いはじめるよ 何処へ行くのだろう 何を担うのか 作り直せるかい 君想いはじめるよ そう 何処へ行くのだろう
楽曲解説
大きな河の流れのような自然をイメージして作りました。 骨組みは、循環してゆく4つのコードと、変形パワーコードが、 全体的に、「明快なのに複雑な鳴り」を与えることができたのではと思っています。 循環コードはE-C#-A-F#の16小節パターン。変形パワーコードは、どれも9thを添えることにより鈍く響きます。 そして、前ノリの4分打ち主体の8ビートに直線的なベースライン、全体を覆う特徴的なギターリフを基礎とし、旋律が構成されるモチーフの拡大や縮小展開により抑揚をつけることで完成しました。 明快なロックミュージックをリスナーに届けたいという想い、 J-POPの原体験をメンバーに思い出させるような曲にしたかった。 タッチのメンバーは80’s後半より思春期を迎えています。その時期のJ-POP原体験を考量し、80’s後半付近の日本におけるビートロックをパワーポップとして直接的に再構築したものが、 分析的に見た「リビルド」です。 「リビルド」という言葉は、<再構築>という意味とともに、<希望を取り戻す>というニュアンスを込めています。多様化する社会の断片が語られ、細分化されたコミュニティは<何処へ行くのだろう>と考えています。 そして、最後の<何処へ行くのだろう>と歌い上げるその先には<迷い>のない世界が広がると思っています。
アーティスト情報
佐野史紀(Vo&Gt)、クボタマサヒコ(Ba ~kuh)、星野誠(Dr&Cho)、山田真一(Gt&Cho)、 から成るバンド。 1998年秋 略称「タッチ」高校と大学周りの仲間を中心に結成。 2000年冬1stアルバム『Positive Thinking』デビュー。 2002年春1st EP『セイリョウカンベットタウン』発売。 同年秋2nd EP『エンドマークタワー ep』発売。 2003年春解散。 2007年春『セイリョウカンベットタウン』と『エンドマークタワー ep』を重ねた2in1アルバム『SOFTTOUCH』発売。 2016年夏活動再開。 2018年 後藤正文 (ASIAN KUNG-FU GENERATION) 主宰のレーベル ”only in dreams” より、後藤正文と井上陽介 (Turntable Films / Subtle Control / Peg&Awl)がプロデュースを手掛けた、11年振りの3rdアルバム『リビルド』をリリース。 2019年秋 シングル『自由意志』リリース 2020年冬 渡辺大介(Bass)が脱退。 2024年春 4thアルバム『アナーキー・牧歌・ユートピア』を”only in dreams”よりリリース。 2024年春 クボタマサヒコがベーシストとして加入。











