歌詞

初めて君のことを曲にします 今までなぜか書いてこなかったけど もう時効だよね、許して もうすぐに思い出せないくらいには時間が経って 残酷にも年をとった君のせいで 比喩的な言葉は使わないように 伝わるように、君のことだとわかるように そのままの言葉で記すから じれったく思わないでいて まだ君との思い出に　浸らせて この歌を聴いた君が私に恋してた頃 思い出して切なくなればいいのに 勝手に涙なんか流れたりとかしないかな 勝手に曲にしちゃってごめんなんて言わないけど でも君が好きなメロディーにしてあげるから 何度でも聴き直して思い出に浸っていればいい 私ごと美化すればいいのに タバコの匂いあんましないらしいから と言って私の頬を撫でる君の手は 苦いバニラの香りだったよ 隣で吸う匂いはいつしか心地よくなって 寂しくって切なくって手放せなかった 強すぎるくらいでいいから握ってて欲しかった 君の喜びも痛みも悲しみも怒りも 知りたかったこれからも いつか思い出に蓋をしたら歌わないから この歌を聴いた君が私に恋してた頃 思い出して切なくなればいいのに でも君が好きなメロディーにしてあげるから 何度でも聴き直して思い出に浸っていればいい 私ごと美化すればいいのに