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空っぽの部屋 空っぽのわたし 空っぽだって思うのは 埋まっていた記憶があるから そこかしこに残る面影だけ きっと何かを証明している 捨てられずに残っていた缶ビールの空き缶 満ちていた黄金色の快楽は 互いの体の中に取り込まれて 無機質な鉄の塊だけ残した この塊さえも今は何故か愛おしい 来週の水曜日 きっとそれらをビニール袋に詰めて ゴミになる準備を始める こんな風に簡単に廃棄できない思い 歳を重ねれば少しは器用にできる気がしてたのに どんどん不器用になっていく私 情けないなぁ 悔しいなぁ もうこんな私を一緒に 水曜日に持って行ってくれないか 夜の公園二人きり まるで世界に二人だけみたい ってあなたがおどけて笑う まるでドラマのワンシーンみたい ブランコの宇宙船に乗り 行ったり来たり宙ぶらりん 凛としたその横顔 いつまで隣で見ていたい いたいいたいいたい 帰り道寄り道コンビニ 今日はお祝いだからキリン一番搾り あれ今日なんの日だっけ? あなたが今日もあなたらしく わたしが今日もわたしらしく 一日を生きたご褒美 あなたと一緒に飲んだ缶ビール 中身は空っぽ空っぽでいいの 確かにここで二人が生きた証 それが愛しくてとても苦しい 苦い苦いビール あの日の宇宙飛行士は 暗い黒い海で きっと遭難してしまったんだ またいつかなんてあなたが言うもんだから 期待しちゃうよ あなたと一緒に飲んだ缶ビール 中身は空っぽ空っぽじゃやだよ またいつかなんて言わないで、ねぇ 叶うことの無い あたしの願い あなたと一緒ならそれでよかった 好きだって言って空っぽでもいいから あなたの唇が触れた缶ビール それが愛しくてとても苦しくて あぁ馬鹿だねまた泣きだしそう 苦い苦いビール 夜の公園一人きり まるで世界に2人だけみたい そういったあなたはもう居ない まるで世界でひとりぼっちみたい
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