歌詞

作詞：syu

作曲：syu

例えばの話 今ここにある 全ての現状に 僕たちが 満足していて 上に立つ人たちだけを 信用することが できるのなら この胸の中に潜む 行き場のない 怒りや悲しみは いったい どこに消化されていくのだろう？ 回り回って 降り注いでくる 憎しみの雨を 僕たちは「若さ」という理由で 全身に浴びなければならない たとえそれが 後悔の色に染まることになろうとも 僕たちは その傘で 身を守るしかない たとえ苦痛でも 愛を信じたい 街の風に聞け 君の生きる意味 働き続ける人たちの背中には 沢山の 重荷が積み重なっている それはとても脆く 古びた橋のように軋み 崩れ落ちた者は その重荷と世間の下敷きになり やがて 行き場のない怒りに 囚われる 神は我ら人類に 他の生物とは違う 二つのものを分け与えてくれた それは「理性」と「言語」 だがそれをうまく扱えていないのが真実 僕たちは今まで 怒りは怒りで 憎しみは憎しみで みたいなことをしてきたけど さぁ 君はどうする？ 甘い幻想など 脆く崩れ落ちる 街の風に問え 何か分かるまで 降り止まぬ雨の中 何も変わらない 温度のない目だけが そこにある 愛の世代の前に 君がいれば 何も求めない 君が笑うなら 全て受け入れる 自分だけが 自分だけが生きるこの世界で 俺は 俺だけが救われれば それでいい 他人を救いたきゃ まず 自分を救え 己の価値観を他人の価値観と合わせるな 他人の目に 時間の流れに 日常に 世間に 押しつぶされそうになるけど 生きていく他に道はない 自分を傷つけ 他人を傷つけ どうしようもない人間は どうしようもなく たくさんいるけど 何はともあれ さぁ 出掛けようぜ！！ たとえ苦痛でも 愛を信じたい 約束の地に 辿り着けるのか 僕たちは今 試されている 街の風に聞け 君の生きる意味