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コーヒー
谷です
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歌詞

作詞:谷です・春日です

作曲:谷です

お坊さんでも飲むのかな やけに香ばしい 琥珀の液体 カップの上で 水平線が揺れてる 僕は吸い寄せられてく 欠けた月が水面に浮かんでいる 魅惑のコーヒー ちょっと注いでくれ 上手くいかない時こそ そばに居てよ だからコーヒー たった一粒落としただけで 世界は色を変えてゆく 他人(ひと)の顔色 伺ってばっかで 自分で動けず 震えていた そんな時に混じり気ひとつない 美しい黒に見惚れた じゃあ自分はどんな色をしている? だからコーヒー そっと淹れてみよう 深い夜の 狭間に居たって怖くない そうさこんなに 温かくて優しい香りが 僕に勇気をくれる マグカップ片手に携えて 日常に漕ぎ出していこう だからコーヒー 注いで飲もう 少しだけ前を向いていたいから 魅惑のコーヒー 淹れたてのアメリカーノが 空気に触れて 少しだけ味が変わる だからコーヒー これを飲み干したら 一息ついて 予定を変えてみよう そしてコーヒー またここに来て飲めばいいさ いつものを それが 僕がこれからも生きる証だ

楽曲解説

コーヒーが好きな人は頭がおかしいと思っていた。 あんな苦くて黒くて。 そもそも本能的に、黒い液体を飲もうと思いますか? だけどそれは違ったんだなぁ……。 島根県は大田市に、めちゃくちゃ美味しくてオシャレなカフェがあると聞いて、「飲めないけど、ものは試し」と足を運んでみたその一歩が僕の人生を変えました。 その店の名は山羊コーヒー。 知識豊富で気さくな店主が淹れるコーヒーは苦味が殆どなく、フルーツジュースかのような華やかな酸味と、後味に残る黒糖のような甘味。 革命的な味わいでした。 そんなコーヒーとプリンの相性があまりにも絶妙で。 気が付けば僕は週に3回の頻度で通うように。 温泉の帰りに。 仕事終わりに。 用事があり東京に行っていた日も、島根に帰るや否や空港から直行で山羊コーヒーへ(車で1時間半かかります)。 昔アラブの偉いお坊さんが恋を忘れた哀れな男に教えてあげたといわれる琥珀の液体に、僕は島根でハマってしまいました。(引用: コーヒー・ルンバ) その中毒性はいつか法で規制されるでしょう。 そういえば学生時代の友達も「コーヒーはいつか違法になる」と言っていました。その意味がようやく分かりました。 僕はもともと内向的で、思ったことを言えないまま時が経ち後々になって大変な事態を招いてしまうような人間なのですが、コーヒーの力を借りてちょっと前向きになれるような、そんな曲を作りました。法の規制がかかる前に。

アーティスト情報

会社員兼ミュージシャンです。 仕事は自分を映す鏡であって、仕事が辛いのは自分という人間が辛いということなのかもしれない。そんな辛さから逃れるため、もしくは立ち向かうために曲を作っています。 結果的にそれが、僕と似た心境の方々のためになればいいなと思っています。実際に仕事しながらリアルタイムで作っているからこその説得力とか普遍性が出せるんじゃないかと日々試みています。

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