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赤い電車に乗っかって、青い日々をすり抜けて、ひとっ飛び。
作詞:浅野
作曲:浅野
どうにか見返してやる そうやって叫んでは喉を潰した さして彼に届く筈もなく ただ、ただ息を吐いているだけ どうにも満たされない 理由なんかとっくに分かっていたとして ヒーローは確かに実在した ただ、ただ死期を知ってしまう 段々必死になる 事の顛末は 五月病の宣告 排他的交友関係 愁訴の声と焦燥と どこか似ている惜別の味 時速110kmのスピードで 飛び越えていった風景は 半回転している証拠 遠回りをして殺している 時速110kmのスピードで 塗り潰していったスライドショー いつかは夕暮れを見つけ 光る方に手を伸ばした それは少しの事象で 脆く溶けていった 灰色になった都会を仰いでる 感傷も孤独も性液も睡魔も コンプレックスでさえも 数えたらキリが無いので またバツを付けなくちゃな 無かったことになればいい 時速110kmのスピードで 時速110kmのスピードで すれ違ってしまった恋模様 フル回転する扇風機に 吹かれて飛びそうになっている 時速110kmのスピードで 置いて来た汗や涙溜め 断ち切って帰路を急いで 遺棄していた情熱を いつしか下手に掴んでしまったこと 赤く染まった眼球で睨んでる 方向感覚は もうどうにかなって
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