歌詞

作詞：Kazu

作曲：Kazu

枯葉ヒラヒラ舞って 僕はユラユラ揺れて まだ定まらない心の向きを 彼は横目に写し笑って前向いた その心の答えは 時間は枠の中 チクタクチクタク寸分の狂いもない その音の中に僕らはあって いつしか音が聞こえなくなっていた いつも通り上っ面で笑って ある人は愛を育み ある人はつまらないと叫び キンコンカンコン鐘がなったら 生きた心地もしなかった ある日枯葉が散った 彼のサヨナラを聞いて 枯葉ヒラヒラ舞って 僕はユラユラ揺れて まだ定まらない心の向きは 行き場を失って 内側に向いちゃって いつしかかくれんぼみたいな毎日なんかになっちゃって 水はサラサラ流れ、風は騒ぐように吹き 僕を見向きもしないで行った 探した答えが 巻き込まれないうちに そこに近づく努力を 悲しいことの中で 自分は不幸だって決めつけた 本当の幸せの基準は いつも自分の中にあるのに ある日涙流した 僕の心を慰めるように 雪がしんしん落ちて 街が白くなって 吐く息が目に見えるようになって 探すことはやめないで 空を見るようになった あの雲が向かう先僕らの未来があると信じて 街の街頭が灯り 無数の光が包み 少しは周りを見渡せる様になった さあいつもの下を向くのをやめて 隣を向く覚悟を 生きてる感覚を忘れて 心が応える物はなに あの日出会った彼の声は 刹那に僕を震わせた 青く光る新芽から 黄金色の枯葉に 終わってくことは決まってる 終わりが僕を救ってたけど 今を始まりにするんだ 雨がジトジト降ったんだ 僕の心濡らしたんだ 空から降る姿は僕をうつしてるようで 自分が弱いのは自分がわかってる そこに気づけるようになったことで 場面が変わるんだ 枯葉ヒラヒラ舞ったんだ 終わりを告げていったんだ 彼は絵が浮かんだように地面に着いたんだ ほら心を満たす物はまだ 見つかる気配すらしないけど 彼が向かった先へ 坂道を登る方へ 明日を示す方へ